【改名】ストックドッグ

金融系の会社で働くSEが株やPython、その他諸々について書いています。システムトレードもやってるよ!

ロスカットや追証って何!?

これを理解するためにまずは、前回の続きから行きましょう。

評価証拠金の計算方法って?

評価証拠金の計算方法はいたってシンプルです。


評価証拠金 = 預入証拠金 + 評価損益


前回の例を引き続き使います。

50万円分のビットコインを2BTC買って、預入証拠金は20万円。

500000 * 2 BTC = 1000000 ← 取引額
(50万円 * 2 BTC = 100万円)

1000000 * 20% = 200000 ← 預入証拠金
(100万円 * 20% = 20万円)


この状態で、取引をスタートする。

次の日 ビットコイン価格が下落し、50万円 → 40万円。

評価証拠金を計算してみましょう。


評価損益は、40万円 - 50万円 = -10万円

20万円(預入証拠金) + -10万円(評価損益) = 10万円(評価証拠金)


評価証拠金は10万円ということになります。


ということは、預入証拠金が半分になってしまっているということになります。

そう、「半分になる」ということがネックなのです。

証拠金維持率

損失を出し過ぎると、bitFlyer取引所は預入証拠金を追加してくださいよ〜とか、あるいは、強制的に決済させられます。

この「損失を出しすぎている」というのは、証拠金維持率を見て判断します。


証拠金維持率は評価証拠金を使って計算されます。


証拠金維持率 = 評価証拠金 ÷ 必要証拠金


この証拠金維持率というのは、取引を始めた時点から損失を出すと100%を割り、逆に利益を出していると100%以上になります。

利益を出している以上は、ややこしいことは何もありません。

しかし、取引をしている以上常に利益が出ているなんて状態はほぼありません。


損失を出した時には、bitFlyer取引所はそれ相応の対応が必要なる場合があります。

追証ロスカット

損失を出しすぎていると、トレーダーに対してbitFlyer取引所が何らかのアクションを起こします。

これは、損失を出している大きさによってアクションは異なります。

bitFlyer取引所がとるアクションは2種類あり、追証ロスカットです。

追証とは?

損失した分、預入証拠金を足してくれ〜、というbitFlyer取引所からの命令です。

必ず従いましょう。


追証は、証拠金維持率が80%を下回ると発生します。

先ほどの例で行くと例えば、所持している50万円分のビットコインが下落して...

50万円 → 46万円 になったとします。


20万円(預入証拠金) + -4万円(評価損益) = 16万円(評価証拠金)

16万円(評価証拠金) ÷ 20万円(必要証拠金) = 0.8(証拠金維持率)


証拠金維持率は、0.8 = 80% となります。

これであれば、ギリギリ追証は発生しません。

しかし、4万円より大きい損失が出た場合に追証が発生します。

追証が発生したらどうするの?

証拠金維持率が80%を上回るように預入証拠金を足さなければいけません。

預入れ方は、預入証拠金に入金した方法と同じです。


あるいは、今持っているビットコインを全て決済しても追証は解消されます。


もし、追証の連絡に従わず、3 銀行営業日を過ぎたら、強制的に決済が行われます。

ロスカット

かなり損失を出してしまった場合にこのバッドイベントが起こります。

これは、証拠金率が50%を下回った場合に発生します。

ロスカットとは?

自動的に全ての保有ビットコインが決済されます。

その名の通り、あなたが決断できないなら私がロスカットをするわ、というbitFlyer取引所の悪魔か天使かわからないルールです。


とにかく言えることは、証拠金率が50%を下回るという状況はかなり悪いです。

相場に急激な動きがあったとか、少し特別な状況でなければ普通は起こりません。


そういった特別な状況で大きな損失を出した場合、ほとんどの人は思考停止します。

これ以上傷が広がらないように!というbitFlyer取引所からの強制決済がこのロスカットです。


ただ、トレーダーからしたらこんな状況、悪魔的なので、できればこのルールが適用されないことを祈ります。

さて、「証拠金」について理解できたでしょうか?

色々とルールがあります。

知識ゼロの状態からこれらを網羅するのは相当骨が折れるのは確かです。


ただ、取引をする上では重要なルールなのでしっかりと理解しましょう。

何日何週間何ヶ月かかっても構いません。

理解することが大事です。


と、言っても文字だけ追いかけてもなかなか理解できないものなので少額で取引をはじめて、実践的にこういったルールを覚えていくのも手です。

あくまでも少額にしておきましょう。


ルールを知らずに大きな取引を行うのはあまりにリスクが高いです。


何度も言いますが、必ず理解しておきましょう。


ルール関連はこれでひとまず終わりです。

次回は、取引にかかるコストについてです。

システムトレードやろうよ 〜目次〜

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