【改名】ストックドッグ

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「ETF投資入門」を読んでみた 〜株レポート〜

最近、ETFってすごく聞きますね。

日銀がETFの買い増しを発表したり、金融商品としても市場の中で存在感を出し始めています。

じゃあ、ETFって何なんだろう?

 

ということで、ETF投資入門という新書を読んでみました。

今回はその軽いまとめとレビューです。

ETF投資入門 (日経文庫)

ETF投資入門 (日経文庫)

 

 評価としては、星5中の4あたりです。

一読する価値あると思います。これを読んだら、ETFに関する知識は一通りのつくはずです。

もうすでにETFについて詳しい人は読む必要はありません。

さすが日経と言えます、すごく上手にまとまっています。

大きな構成としては、

  1. ETFとは何か
  2. ETFのメリット
  3. 日本と海外のETFの違い(ETFの歴史)
  4. ETFの種類
  5. ETFポートフォリオの組み方

 

軽く、内容をまとめてみます。興味のある方だけご覧を。

ETFについて

投資信託が上場したものです。そのため、取引所で株式のように売買されています。

中身は投資信託とほぼ同じです。

例えば、これです。

minkabu.jp

これはTOPIXとの連動を目指したETFです。

TOPIXと連動を目指した投資信託ありますよね。

先ほど言った通り、商品の中身としてはETF投資信託は同じです。

投資信託は、非上場投資信託とも呼ばれており、ETFとの一番大きな違いは、上場しているかしていないか、なのです。

 

そのため、商品としてのメリットは投資信託と同じです。

幅広い分散投資が可能な点や、市場の平均に連動している点などがメリットとして上げられます。

 

では、上場しているか否かでどういった差がでてくるのか?

それは価格の決まり方とコストのかかり方です。

【価格の決まり方】

ETFの場合、上場しているわけですから常に売買され値動きします。価格の決まり方は株式と同じです。

しかし、非上場投資信託の場合は大引け後の調整後終値で基準値(価格)が決まるため、価格が決まるのは、一日に一度だけです。

一日に一度だけ価格が決まるって怖いですよね。

その日に軒並み株価が暴落しても、価格が決まるのは大引け後なので、暴落した価格を見てびっくりするしかありません。

ETFは株式と同じ価格の決まり方なので、株式の要領で暴落を回避できるので安心です。

これがETFが選ばれている大きな要因の一つでもあると思います。

 

【コストのかかり方】

ETF投資信託では、コストのかかり方はどう違ってくるのか。

投資信託では、投資信託を運用するために3つの会社が協力しています。

受託会社、運用会社、販売会社の3つです。

しかし、ETFの場合は受託会社と運用会社の2つが協力しています。

これだけ見ても、ETFのほうがコストが安く抑えられそうなことがわかりますよね。

ETFは上場しており、取引所で勝手に売買されているので、そもそも販売する会社は必要ありません。

販売買者がない分、投資信託よりもETFは信託報酬を低く抑えることができます。

信託報酬が安く抑えることができれば、それだけ維持コストも少なくてすみます。

つまり、維持コストはETFのほうが低く抑えられるのです。

コストをどれだけ削り、いかに利益を減らさないかが重要である投資の世界で、維持コストが安いというのは大きなメリットとなります。

 

ETF投資信託の大きな違いはこんなところです。

この違いがつかめさえすれば、投資信託ETFは商品としての根本は同じなので、ETFについても理解したと言ってもいいと思います。

まだまだ、細かいところは省いているので気になる方はぜひ本を読んでみてください。

この本には、他にもETFの種類や他のメリットなど様々なことが載っています。